2023年度定例会報告

2024年1月22日実施

外国を知る会 第12回定例会結果報告

 

ベトナム4000年の歴史総括

及びベトナム経済情勢

講師紹介

グエン・ヒューコン氏

宝塚国際交流協会・ベトナム民間大使・日系企業勤務 

 

 

 

1 ベトナム4000年の歴史総括

 ※ヴァンラン王国とオラック王国成立(紀元前3世紀)

   フン王はヴァンラン国を交代で統治した

   + 紀元前 3 世紀に、アン ズオン王はオ ラック王国を設立し、コ ロア城塞の痕跡は

         今日でも残っています。ドンソン銅太鼓はオラック文明の成果。

  北方支配時代: 紀元前 207 年から紀元 10 世紀まで:

    オーラックは漢王朝によって侵略され、植民地化されました。

    938年にゴ・クエンがバクダン川でナム・ハンに対して大勝利を収め、1,000年にわたる

        支配に終止符を打ち、ベトナムの主権を取り戻しました。

  ベトナムの封建王朝の歴史:

   ①ゴ王朝 > ②ディン王朝 > ③レ王朝初期 > ④リ王朝 > ⑤トラン王朝>

   ⑥ホ王朝 > ⑦レ王朝初期・レ王朝後期 > ⑧マック朝 > タイソン王朝>

    ⑩グエン王朝 1945 年 ⇒ベトナムの 10 の封建王朝を含む。

 

  フランス植民地時代のベトナムの歴史(1884-1945)

  1858年、フランス軍がダナンを占領しフランスによるインドシナの支配が明らかになりました。

  1945 9 2日、ホーチミン主席は独立を宣言し、ハノイを首都とするベトナム民主共和国

   が誕生しました。この日は建国記念日で祝日。

  アメリカに対する抵抗戦争におけるベトナムの歴史(7/1954-5/1975)

  1954 年フランスの植民地主義者が北部から撤退した後、ベトナムは北緯 17 度線を境に

    一時的に 2 つの地域に分割されました。

  1975 4 30 サイゴンの解放し、1975 5 2 日、メコン川と南部全域が

    解放された。この日は全国平和の記念日。

  国境戦争 1975 1979(ベトナムと中国の国境戦争)

       中国との国境を守るために、戦った。身近な人にも戦争で足がなくなった人など複数いる。

   この戦争についての情報はオープンになっていない。ネットで検索しても情報は出てこない。

 

2 ベトナムの習慣や伝統について

 1.テトの日にバインチョンを作る風習

    テトの祝日にバインチュンを作る習慣は、フン王の時代から受け継がれてきました。

    ※テトにお年玉を与える   日本の風習と類似

    大人は子供の成人を祝うために赤い封筒にお金を入れることがよくあり、子供たちが健康、

       幸運、そして平和な一年を過ごせるようにという願いを込めています。

    働いていて収入がある人は、両親や祖父母を祝うことがあります。

 .清明節 テトの休日

   (旧暦215日)清明節の間、人々は墓の世話をしたり掃除したりして、亡くなった

        愛する人たちを偲びます。

    (尚、年末のお墓掃除は、子や孫が祖父母やご先祖様に敬意と感謝の気持ちを表す

          年末の風習です。)

 3. 中秋節 - テトの休日

    旧暦815日 満月の時

    月餅などの伝統料理のほか、獅子舞、花火大会、灯篭作りなどの特別なアクティビティも

       楽しめす。特に中秋節は、家族が集まり、喜びと愛を分かち合う機会です。

 4. フン寺院祭り 

    フン王の命日という名前で呼ばれることが多いです。

    感謝の気持ちを表し、国建設に対するフン王の多大な貢献を記念すること。

 5. 北西部と東北地方の竹筒の殻を包む習慣

    竹筒に入れた米(通常はもち米)と水で火で炊きます。 

     ベトナムの国土は三つの地域に分かれる

北部(中心都市ハノイ)、中部(ダナン)、南部(ホーチミン)

宗教 多くは仏教徒、ただし南部にはカトリック教徒が多い。)

     正式にはホーチミンだが、多くのベトナム人はサイゴンの名称を使っている。

 

3 ベトナムの経済

  2021年から2030年までのベトナムのGDP成長率は約7.0%/年に達するように努める。

2023年にベトナムに設立された有名外資企業。

 ①ユニリーバ・ベトナム・インターナショナル・カンパニー・リミテッド 

  ②イオンベトナム株式会社

 ③サムスン電子ベトナム株式会社

  ④パナソニックベトナム株式会社

  ⑤ホンダベトナム株式会社

 ⑥トヨタモーターベトナム株式会社 

  ⑦ヒュンダイ・タンコン・ベトナム合弁会社 

 ⑧キャノンベトナム株式会社T~A 

  ⑨TOAベトナムペイントカンパニーリミテッド 

 ⑩株式会社増岡組

日系企業が多い。

アップルが製造拠点の一部を中国からベトナムに移している。他にも同様の動きあり。

 

2023年のベトナムの平均人口は1億3000万人に達する見込み。

    2023年の労働参加率は68.9     

 

  ・大学新卒の優秀な人はアメリカへ。中国・台湾企業へは行きたがらない。

・日系企業に3年以上勤務しているベトナム人は、辞めてアメリカ企業に移るようなことはなく、

 そのまま働き続けている。

       ベトナムは共産党支配の社会主義国ではあり、制約はあるが、自由もある。

 

    ・国民感情としては、中国に対して信頼はできないと思っている。

以上

報告2023年12月11日実施

外国を知る会 第11回定例会結果報告

 

中国に駐在して

① 勤務地と駐在期間

 ●江蘇州常熟(2001~2007)

  →中国国有企業との合弁会社で建設プロジェクトマネージャーとして勤務

 ●上海市(2007~2010)

  →親会社駐在員として、市場調査・提携先調査・合弁交渉・契約締結

  ・合弁会社設立(九江)

 ●九江市(2010~2015)

  →合弁会社総経理として勤務・日本人は総経理のみで、最大210人の

   中国人を雇用

② 中国人との付き合い方の心構え5か条

 (5つのあ→あきらめず・あわてず・あせらず・あなどらず・あせをかけ)

 ・最低限の挨拶は必須・接続詞、5W1Hの活用

  現地労働事情→技術系要員採用困難・本社(地方)と上海(事務者)での

  給与格差

  現地人の給与に対するオープンさと問題点(同僚より少ないとクレーム)

③ 日常生活事情

 ●交通事情

  →上海では交通カード必須・タクシーは色と星・地下鉄でも手荷物検査要

 ●医療事情

  →上海は富裕層・外国人向けVIP受付・前金次第・地方診察室は人だらけ

 ●住宅事情

  →駐在員はホテル・サービスアパート、中国人は共有部分を私物化

 ●冠婚葬祭事情

  →参加者は来るのも帰るのも三々五々・公園での事前結婚写真撮影

 ●食料品と食事事情

  →都会と地方は大違い(上海は全てあり)・農家の地元食材は安全

 ●娯楽事情

  →麻雀は盛ん・映画はローカルもの中心・たまにゴルフ・夜は飲みに行く

④特別な事件と体験談

●SARS事件→高速道路での検問と帰国時ガラガラの飛行機・帰国後は自宅に籠る

●交通事故→被害者死亡【外資系企業としての誠実な対応】・保険会社や警察対応

●白酒事件→部下の急性アルコール中毒・日本からの出張者が飲みすぎにより死亡

●裁判事件→機器メーカーの契約違反を提訴・賠償金差押え・裁判の管轄地は地元

●政治の影響と反日の実態→ほうれん草と虫事件・上海での反日デモ・反日ドラマ

⑤個人的所感

●駐在当時の中国と現在の中国では、国内経済情勢・政治情勢・国際情勢大きく変化

→共産党政権維持が最優先【習近平一強体制】白衛兵に代表されるロックダウン政策

●民間企業を抑制する施策ではイノベーションは生まれず→引きこもり族・寝そべり

族・すねかじり族の増加と少子化に伴う人口減少に明るい未来はあるのか?

●GDPの30%を占める不動産業の不況・若者の失業率増加・高齢化社会と社会福祉

→内政問題を抱えピークアウトする可能性・GDPで米国を追い越せるのかは疑問府?

●中国はうまく付き合う必要がある隣国→10年後の変化の過程を見届けたい

 

以上

2023年11月27日実施

外国を知る会 第10回定例会

 

グループディスカッション No.2

今回は2023年度第2回グループディスカッションを下記のテーマで実施しました。

 

<テーマ>

①各会員の<海外経験及び食体験>について

②本会に対する<要望及び提案>について

③例会における<「講師」のご依頼>について

1.<海外経験・食体験>

 OB&OG

  ①ドイツに1年滞在。 昼は温かい食事。夜はビール、ワイン、ソーセージなど

   簡単な食事

  ②台湾の豚足は世界一おいしい。 フィレンツェの牛肉がおいしかった。

  ③ベルギーのムール貝、イタリアのイカ墨パスタ、ドイツのソーセージがおいしかった。

   スイスのパンは不味かった。 ペルーは、いろいろな国の味がミックスされておいしかった。

  ④アメリカのナマズ(キャットフィッシュ)をから揚げで食す。

   20数年前の中国で、蛇・カエルを食す。 汚い店ほど、焼き魚がメイン。

  ⑤スペインの地中海料理が一番好き。ワイン・生ハムなど。

   初めてのタイ旅行、普段食べないパクチーも食べられた。

  ⑥南アフリカの保護区で、野生動物を食す。

   ワイン・ルイボスティがおいしかった。

  ⑦韓国のサバがおいしい(田舎料理)豚足も。

   メキシコで食あたり(ジュースの氷が原因かも?)

 25期

  ①良いホテルに泊まると食事もおいしい。 カンボジアのラッフルズホテルの食事はgood

  ②スペインでは、大晦日12時の鐘とともに12粒のブドウを食べると願いが叶うと言われている。

  ③狂牛病発生時のイギリスに長期滞在。

   ステーキレストランやスーパーマーケットには、牛肉は一切無かった。

   ヒューストンでのテキサスビーフは最高。NASAの宇宙食も意外においしい。

 26期

  ①40年前にイラク(バグダッド)駐在。 ブラジル産の冷凍鶏肉は、生焼けで食べられなかった。

   西瓜がおいしい。アラブ料理、インド料理もおいしかった。

  ②マレーシアのチリクラブ、インド料理がおいしい。

  ③アメリカでルームサービスを頼み、オーダーが通じているか来るまで心配だった。

   どの食事も、量が多かった。

  ④エジンバラのフィッシュ&チップスがおいしかった。

   ヘルシンキの熊の肉は食べられなかった。

 27期

  ①ベルギーで食べたムール貝はバケツで提供された。

   NZでのムール貝は量も多く、ステーキもおいしかった。

   ドイツのトンテキはおいしくなかった。

  ②安くておいしいお店は、怖くて行ったことがない。

   フィリピンのサルミアッキは、世界で一番まずいお菓子だった。

   フィンランドのサーモンは、おいしかった。

  ③ラトビアの農場レストランの蜂蜜がおいしかった。

  ④グアムでコウモリの肉を食べた。

   パスタをオーダーしたら、すごい量のパスタがでてきた。

  ⑤台湾、中国、香港で朝食のおかゆがおいしかった。

  ⑥バルト3国のレストランでデポジットを返金されず、帰国してからメールでレストランに

   訪れる日本人に還元してほしいと返信した。 台湾の食べ物が一番日本人に合う味だ。

  ⑦中国でサソリを食す。

  ⑧台湾、鼎泰豊の小籠包が世界一おいしい。

   秋から冬にかけて陽澄湖で獲れる上海ガニがおいしい。

   四川省成都で食べた激辛鍋は山椒のしびれる辛さだった。

2.<要望・提案>

 OB&OG

  初期のころ、定例会を輪番制で会員が企画進行していた時期もあった。 

   テーマをどうするか、参加する人数の把握などが問題。 外大の留学生に依頼するのも一案。

  ②毎回講師を依頼するのではなく、今回のように会員間でのディスカッションも楽しい。

   会員の話をもっと聞きたい。

  ③海外の地方の話も聞きたい。 定例会でビデオを使用して話してほしい。

   経験を交えての話をもっと聞きたい。

  ④年会費を\5000に上げて、講師の質を上げるのも一案。

   国際交流協会から外国人を呼んでグループディスカッションをする。

  ⑤講師の方が、資料を作るのが大変だとおっしゃっていた。

  (会から求められる要求が細かくて負担が大きかった。もっと簡単なひな形を作って

   示してほしかった) 講演の内容について、後日会員でのディスカッションするのも良いと思う。

  ⑥JICAや国際交流協会の話など、ワンパターン化している。 もっと会員の方の話を聞きたい。

  ⑦会員の海外経験の話を聞きたい。

  ⑧以前はソリオで開催していたので、カレッジでの開催は会場が遠く感じる。

   定例会後、食事会などもっと会員間で親睦を図りたい。

  ⑨定例会後、講師との交流会(食事会)なども希望する。

  ⑩会員全員で、食事等をもちより、交流を図りたい。

  ⑪会員相互間の交流を楽しみたい。

 現役生

  ①外国の音楽を聴きたい。

  ②アフリカの楽器など体験してみたい。

  ③カレッジの講義で聞けないような話を聞きたい。

  ④外国人の生の声を聞きたい。(日本語が上手でなくてもよい)

   もっとフランクに本音が聞けるようなものが良い。

  ⑤自分達で調べて発表するのも良い。

  ⑥一度聞いた講師の中でもう一度聞きたい希望を聞いて、再び話してもらいたい。

   (以前のルーマニアについての講義は、もう一度聞きたい)

  ⑦日本に住んでいる外国人の苦労話を聞きたい。

  ⑧大学の学生課で、留学生を紹介してもらうのも一案

  ⑨海外に興味があるので、日本人の海外体験をもっと聞きたい。

   外国人が、日本人についてどう考えているのかも聞いてみたい。

  ⑩観光案内のような話は聞きたくない。

   海外の現地の生活(食生活など)は聞いてみたい。

  ⑪テーマが決まればYouTubeやビデオなどで予習し、情報を共有する。

   会員間の親睦を深めるための食事会、飲み会をしたい。

  ⑫海外の生活体験を聞いて、日本との違いを知りたい。

  ⑬在日外国人は、もっと日本人とかかわりを持ちたいと思っているのではないだろうか。

  ⑭留学生を囲んでの食事会はどうか。

   大塚美術館、ドイツ村、イングランドの丘などへのフィールドワーク

  ⑮神戸在住のユダヤ人の話を聞いてみたい。

  ⑯会員の海外生活体験をもっと聞きたい。

  ⑰アンケートで、どんな話を聞きたいのかリクエストを書いてもらうのも一案。

  ⑱フィールドワーク的なものは出来ないのだろうか。

  ⑲非常に良い会なので、ぜひ続けてほしい。

3.<講師依頼>

  ①15期 向様   

   タンザニア・ケニア駐在5年 高度成長期の苦労話を語ってくれる講師の紹介ができる。

  ②23期 吉富様

   ドイツ駐在7年 以前、定例会で、「ドイツの教育」、「ドイツビールについて」2回講演。

   西ドイツと東ドイツの国境での体験談を話すことができる。

  ③25期 野田

   日本在住のイギリス人(レイモンド・ブラウン氏)に声掛けしている。

   GW前後に動物愛護(シェルター)、英国サッカー等の話をしてもらえるよう依頼中。

  ③26期 池田様 イラク駐在2年

   イラク戦争についての体験談を話すことができる。

  (戦争は負のイメージがあるので、希望される方がいれば) 地政学の講師をしているので、

   地政学についての話も可能。

2023年11月13日実施

外国を知る会 第回定例会

 

お隣の国、韓国の文化

講師

 

李 春卿氏

(イ チュンギョン)

 

 

出身地

 

韓国 大邱(てぐ)

面積と人口は

 

日本の国土面積は37万8000平方km

韓国の国土面積は10万0033平方km(約1/3)

 

日本の人口は 1億2583万人

韓国の人口は   5178万人(約1/2弱)

韓国の伝統服飾(韓服)

韓服(女性)

韓服(男女)

文化の違いについて

 

韓国の食事マナー(お茶碗は持たない)

日本の食事マナー(お茶碗は持つ)

女性の座り方

韓国の女性は

片膝を立てて座る

    

日本の戦国時代の身分の高い女性も

立膝座り

 

韓国と日本の似ている点は

 

①言葉の語順が同じ

②助詞がある(例;お父さん会社行かれました)

③尊敬語がある

④漢字語の発音が似ている(無料、道路、算数 など)

⑤似ている表現が多い

(口直し、しらみつぶしに、尻餅をつく、蚊のなくような声)

挨拶の言葉は

 こんにちは  「アンニョンハセヨ

        「アンニョンハシムニッカ

 さよなら   「アンニョンヒセヨ」

        「アンニョンヒセヨ」

 

以上

2023年10月23日実施

外国を知る会 第回定例会

 

タイと日本の異文化交流

●自己紹介 高山ワンヤダー

タイ北部【チェンラーイ生まれ、チェンマイ育ち】

結婚を機に来日し、17年間宝塚在住

タイ語教師、タイ料理教室開催、宝塚国際交流協会民間大使として活動される

 

高山ワンヤダーさん(タイ文字)

 

 

現国王より卒業証書を授与された時の

高山ワンヤダーさんの写真

●タイの基本情報

日本から4,000㎞離れ、関空から飛行機で6時間

気候3season( Hot,Hotter,Hottest)

4月【タイの旧正月】が一番暑い→水かけ祭り(ソンクラーン)

人口 67百万人

国土 日本の1.4倍

言葉 タイ語のみ ただし、現在は幼稚園から英語を教えており、英語普及率UP⇗

 

タイの旧正月4月に行われる

「水かけ祭り」ソンクラーンの様子

●タイの歴史

ルーツは雲南省(何千年も前に漢民族に追われて南下、メコン川沿いに住み始める)

タイ王朝の歴史

 スコータイ王朝(700前)クメール王朝に代わり登場

 アユタヤ王朝(500年前)日本の江戸時代と交流・日本人町有・山田長政活躍

 ラッタナーコーシン王朝 現在につながる王朝・現在はラマ10世・ラマ9世のプミポン国王

 (2016年死去)は特に有名。

 歴史を遡れば、ラマ5世【世界と交流・奴隷制廃止・20世紀のアジアの顔20名の1人

 (タイムズ紙)ラマ6世【第一次大戦で中立守る】ラマ7世【第二次大戦で中立守る】

タイ人は王様を尊敬・国歌が流れる(朝8時・夕方6時)時には立ち止まる

スコータイ王朝 700年前

アユタヤ王朝 500年前

ラッタナコーシン王朝(現在)

 

毎朝8時と夕方18時に国家が流れ

公共施設では起立して、国家が終わる

まで立ち止まります。

●タイ人の日本人に対する思い

親日国で行きたい国の常にトップ(おもてなし・街がきれい・安全な国)

 ①日本 ②韓国 ③香港 ④シンガポール ⑤アメリカ

 日本での人気スポット 富士山、大阪城、雪の北海道、京都、白川郷、上高地

ただし、住むのは別→ルールが厳しすぎる【時間・ごみの分別】のでタイ人には

少ししんどい?

子供の面倒を見てもらうのに気を遣う・学校の行事も多い・時間の流れが違う

(タイはゆったり)

でも、私には日本は素晴らしい国、そしてタイも魅力のある国なので是非訪ねてください。

以上

2023925

外国を知る会 第7回定例会 

 

 

話を聞きたい海外旅行(モデル国ベトナム)

講師紹介

 

森本瑞穂氏

 

(株)阪急交通社西日本営業本部 神戸センター

<講演内容>

 

1 コロナ禍後の海外旅行の動向について

  円高の状況下→ 近くて短い日程で

  アジアの中でも物価が以前に比べてそれほど上がっていないのがベトナム

 

2 ベトナム

  ①日越外交関係樹立50周年

  ②通貨 ドン 0を3つ取って×5

  ③気候等 気温・雨量ともに1月から3・4月がよい

  ④3つの各エリアについて

   北部(ハノイ・世界遺産タンロン城趾・世界遺産ハロン湾)

   中部(世界遺産ホイアン旧市街地・来福橋(別名 日本橋)・世界遺産ミーソン遺跡

      ホイアン ランタンフェス等)

   南部(ホーチミン・ニト等)

  ⑤ベトナム料理について

 

3 海外旅行の注意事項について

  ①海外旅行保険は必須である。 日本語の通じる医療機関にかかれるメリットがある。

  ②健康管理上特に水については注意すること。腹痛多し:薬等の持参が必要

  ③金銭感覚がマヒしやすい ベトナムの通貨 ドン は桁数が多いので注意が必要

  ④パスポートの有効期限 6ヶ月以上を必要とする国もあるので特に注意すること

  

*例会の最初に友尻代表より今回の定例会について下記の内容での説明があった。

 

 【気軽に、楽しく外国を知り、仲間を増やす】は、当会の基本理念であり、外国を知る

 ための第一歩は現地を見ること、との思いで、今回の講演を森本様に依頼しました。

 コロナ禍後の海外旅行動向に加え、【ベトナムの一般情勢、ベトナムの観光地、日本と

 ベトナムの異文化交流の歴史】について、パワーポイントでご説明いただく予定です。

  以上       

2023911

外国を知る会 第6回定例会 

 

 

フランス人とはどのような人々

講師紹介

 

荻野昌弘氏

 

自己紹介:モンペリエ・ポール・ヴァレリー大学文学部社会学卒業

     パリ第7大学社会科学研究科にて博士(社会学)

     関西学院大学社会学部教授

     関西学院理事/日仏社会学会会長

研究領域:①戦争と文化遺産

     ②コロナ禍におけるフランスの医療系学生の「動員」 

 

 

 

 

<講演内容>

1) フランスの教育からフランスを捉える

    フランスのバカロレア哲学問題(大学入試の特徴)

日本はマークシート方式の入試だが、フランスは哲学の問題を解かなければならない

<出題例>下記の3問から1問を選択せよ

「幸福は理性にかかわる問題か」

「平和を願うとは、正義を願うことか」

「レヴィ・ストロースの『野生の思考』から抜粋された文章を摂埋せよ」

      <口頭試問>

       話す技術、対話・討論の能力が測られる

             ・・・「自分の考えを話す能力」が重視される

    デカルト的伝統

「我思う故に我あり」・・・考えていることを言語化して批評能力を教育する

    幼稚園からのデカルト主義教育

フランスでは、幼稚園の時から「自分が何を願っているか・何を思っているか」を言語化させる。

    格差を生む教育(教育が生む格差とその再生産)

フランス語はフランス人にとっての誇りであり、フランス語をどのように

操られるかで、能力が判断される。

移民問題(特にイスラム系移民と元々のフランス人との教育格差がはなはだしい)

 

2) フランス人とのコミュニケーション

    フランス人とのコミュニケーションの難しさ

    日本びいき(日本のアニメ、漫画への関心は高い)

     ・・・ルーブル美術館では漫画の原画を収集

    フランス人の「内」と「外」

 

                                    以上

2023626

外国を知る会 第5回定例会 

 

プーラビータの国・コスタリカ

講師紹介

 

 池上智恵子氏

 元 アークアカデミー日本語教師養成講座講師

  元 AOTS(経済産業省外郭団体)日本語講師

  元 神戸国際大学日本語別科非常勤講師

 JICAより アルゼンチンへ派遣(2005年から2007年)職種:日本語教育

 JICAより  コスタリカへ派遣(2011年から2013年)職種:日本語教育

  現在 「実用日本語教育推進協会」講師(日本語ボランティア教師育成のためのNPO法人)

             兵庫県国際交流協会日本語教師連絡会議会員

  <講演内容>

    1)JICA(国際協力機構)海外協力隊の活動について: 3つの柱

 1 開発途上国の経済、社会の発展、復興への寄与

 2 異文化社会における相互理解の深化と共生

 3 ボランティア経験の社会還元 (帰国後に日本で報告して理解を広める役割)

  2)コスタリカの基本情報: 成熟した民主主義国

  人口 5,000,000人  スペイン系と原住民の混血95%

  面積 51,100平方キロ 大統領 ロドリゴ・チャベス・ロブレス(社会民主進歩党)

  政治 共和制  産業  コンピューター部品、医療機器、コーヒー、 果物、観光

  教育 高校まで無償    宗教  カトリック  気候  乾季と雨季

 

  )首都サンホセと我が町エレディアについて:

    政治経済の中心サンホセと学生の町エレディア

    サンホセ  人口35万(サンホセ州150万人) 政治経済の中心

       サンホセ国立劇場(地震が多いため数少ない古い建物)、市場、中心街

     エレディア 人口35万 (エレディア州44万人)サンホセ州の隣 学校が多く学生の街

       やはり地震が多いため高い建物はない。土曜朝市の賑わい。

        全体的に質素、しかし人々は楽しそうに生活。サッカーが人気。

 

  4)配属先、国立ナショナル大学ボランティア活動について: 

         日本語教育と日本文化

   任地: 国立ナショナル大学(サンホセのコスタリカ大学とエレディアの

      ナショナル大学のみが、国立総合大学である。)

  要請内容:日本語教育と日本文化を通して学生が異文化理解を深めること 

  仕事内容:日本語教育の実践と日本文化紹介

        日本アニメの影響で日本語を学びたいと思う人は多い

        しかし、漢字の難しさもあり、学年を上がるごとに学生数は減少。

        日本語検定N3を取得し、日本に行った優秀な学生もあった。

日本文化を伝えるための日本祭りの実施。

カウンターパートを育てる、日本語教師間の連携と協力を促進する。

10年間青年一人だったが、初めてシニアが入り、活動内容が充実した。

 

 5)コスタリカの7不思議           

1      軍隊

軍隊がない。軍事政権下の1948年に廃止。クーデター防止と経費削減のため。

2      エネルギー

 100%再生可能エネルギー。人々の誇り。

 水力(約7割、水が豊か)、地熱、風力、太陽光。 

3      女性議員

  国会議員45%が女性。戦後クォータ制を取り入れたことで成果が出た。

4      住所

住所がない 教会を中心0として番地を決めるが、場所によっては不明

郵便物はなかなか届かない。郵便局にある各戸のboxで受け取る。

電気料金支払いもたいへん。請求書に名前も書かれていない。

5      信号

  交差点のまん中に一つぶら下がっているだけ。

慣れないうちは渡れないが、声をかけてくれる人に従って渡る。

6      プラットホーム

      列車の半分はプラットホームがない。ホームのないところでは椅子を持ってきて

     下ろしてくれる。特に困っている様子もない。これでもいいのかもと思えてくる。

7      動物園

動物園には動物がほとんどいない。動物園をなくそうとしている。

自然にいる動物をたいせつにする。

     

  6)コスタリカの自然とエコツーリズム: 全世界の生物の5%がコスタリカに生存

熱帯雨林、熱帯雲霧林が多く、火山、地震、雨、温泉、が多い。

  国土の4分の1が国立公園や自然保護区

   トルトゥゲロ自然公園など、ガイドの案内で安全に周遊。

  ケツァール、透明な蝶、青いモルフォ蝶、顔白猿

、ナマケモノ、毒蛙など。

    興味深い生物が多く生息している。

       

  7)コスタリカでの生活 余暇の過ごし方

 不思議なこと、不便なことが多いが、住民は困っていない。

 食べ物:ガジョピントという名の朝食とコーヒー、生ジュース。豊富な果物と野菜。

     食堂(ソーダ)―食品や大衆食堂には税金がかからず安い。

 音楽:マリンバ演奏によるフォルクローレはのんびりして楽しい。

  交際:コスタリカ人との交際、JICAシニアとの交際を通して友人ができたこと。

怖いもの:3センチの蟻より2ミリの蟻。家の中で群がるので食料は冷蔵庫で保管。

恋しかったもの:湯舟のあるお風呂。

  楽しかったこと:コスタリカ人との交際と旅行。

 

  8)コスタリカ人の気質: 信仰心が厚く神に全てを委ねる「プーラビーダ」

 信仰心が厚く、何よりも家庭、家族を大切にする。温厚で勤勉、弱者、女性に親切

である。時間の感覚がゆるく、のんびりしている。

  非武装中立国であり、民主主義国である自分の国を誇りに思っている。

  PURA VIDA! という挨拶が口癖。自然とともに生き、幸福度が高い人々である。

 イギリスの調査によると、幸福度が常に一番である。

 

  9)コスタリカで学んだこと: 家族を大切にし、多少不便でも生活を楽しむ生き方

 経済的にも政治的にも比較的安定した国なので、生活上特に困難なことはなかった。

 2年間の生活を通して、教えられることのほうが多かった。経済的には先進国といわれる日本人の幸福度の低さとコスタリカ人の幸福度の高さ、この違いはどこから来るのか。家族と豊かな自然を大切にし、神に感謝して生きる人々の心の豊かさを見て、人間性を犠牲にしてきた日本人の生き方を見直さなければならないと感じた。

 

以上

2023年度第4回定例会(2023/6/12)

 

外国を知る会 第4回定例会報告

 シンガポールをモデルとして大躍進した中国

その実態と内在する巨大な三大リスク

講師紹介

 

垣見玄悟氏

1949年5月生まれ

1972年      神戸商科大学商経学部経済学科卒業  

            三井倉庫株式会社入社

1991年~1999年  三井倉庫シンガポール社長

2001年~2005年  上海にて北東アジア責任者

2011年~2017年  上海ミツイ商貿社社長兼会長

2017年      三井倉庫ホールディングス(株)退職 現在に至る

 

1990年より1999年まで約10年間シンガポールに駐在。

リー・クアンユー(初代シンガポール首相)の側近だった方と何度も食事をしながら

情報交換。

2001年より2005年まで、2011年より2017年まで、通算約10年間上海に駐在。

多くの中国人特に中国共産党幹部の方たちと面談。

 

1)1990年にシンガポールに赴任した時に、上司から言われた海外での心得。

 *ここは日本ではない。

 *どんなに信頼できる人でさえ信用するな。

 *すべて疑うこと。己自身を疑え。

 *徹底的に調査し検討して確認すること。

 *自分をも信用するな。自分がしていることを必ず他の人にチェックさせること。

 

2)女性は美人でなければ活躍できない国、中国。

 *美人の女性は、子供のころから立派で知識豊富な人格者になるよう英才教育を受ける。

 *美人でない女性は、子供のころからほったらかしである。

 *美人でない女性は、子供のころから、優しく・勉強ができ・人格者となるように

教育を受け多くのお稽古事も習う。

 *中国人は、見かけを大事にする民族である。

 

 *日本人は、見かけでなく中身を大事にする民族である。

 

3)シンガポールをモデルとして大躍進した、中国。

 1978年、シンガポールにて、鄧小平・リー・クアンユーの面談。

 (その後、シンガポールをモデルとした、中国の代表的施策は下記の通り)

 *政治社会主義・経済資本主義。

   社会主義国で成功したのは、シンガポールと中国ぐらいである。

 *政治は独裁、適切な独裁は正義である。

   一人一票、個人を尊重する、欧米日本の民主主義は、新興国特に中国人主体

の国にはなじまない。一握りの優秀なリーダーが、強力に適切に導いていく。

 *教育の充実と徹底した罰則(治安を良くする)。

   欧米日本に多くの留学生を派遣。

   性悪説に基づいた厳しい国家管理体制(現在でもムチ打ちの刑が行われている)。

 *土地のリース制度。(土地は国家のものであることが、社会主義の根幹)

用途により期間が定められており、期間満了後に更地にして国家に返却、

その後改めてリースすることになる。リース料は全期間分を一括前払い。

土地は永遠に金の生る木となる。(国土の80%は国のものである)

 *工業地帯の開発。

   (鄧小平がシンガポールのジュロン工業地帯の開発を視察し参考とした)

  中国全土に開発区・輸出加工区・各種保税区等を設置。

  土地のリース制度に立脚した、工業地帯開発。

 *新車購入権制度(COE制度・ナンバープレート代制度)。

  交通渋滞を緩和させる目的での導入が、表向きの理由。

 *金融制度を重視した政策(金融庁に優秀な人材が集中)。

  全銀行に対する電話による貸し出し窓口規制。

 

4)米中の共通点・類似点。

 *中華思想。

 *弱肉強食。

 *多民族国家・多宗教国家。

 *走りながら考える民族。

   イギリス人は歩きながら考える。

   フランス人は考えた後で走り出す。

   スペイン人は走ってから考える。

   ドイツ人は考えた後で歩き出す。

 *消費文化。

 *捨てる文化

 *貧富の差が巨大。

 *傍若無人。

 *性悪説に基づく社会。

 

 *国土面積がほぼ同じ。

5)アジア主要国における大事な心得を紹介。

 *中国では人に騙されないこと。

 *韓国では人の負けないこと。

 *日本では人に迷惑をかけないこと。

 *インドでは人に誤魔化されないこと。

 以上の心得を肝に銘ずること。 

 

6)韓国人数名の学者による、共著”反日種族主義”を紹介。

 その一 :約束を守らない。

 その二: うそをつく。

 *上記二点が韓国の社会で、いわゆる勝ち組の大半の人達に言える特質である。

 *徴用工問題・従軍慰安婦問題は、この特質から鑑みれば、よく理解できる。

 *韓国では、これだけでなく、極端な男尊女卑・極端な先輩後輩学歴重視等人の序列重視

  があり、中進国以上の普通の国の中で、世界一住みにくい国であるため、海外移住する

  人々が後を絶たないと、私が親しくしていた、韓国人の友人が仰っていた。

 

7)シンガポールが独立するまでの歴史。米国に対する中国の姿勢と中国人の特質。

 

8)米国に対する中国の姿勢と中国人の特質。

 

9)中国人気質が垣間見える尖閣諸島問題。

 

10)繰り返す、疫病の大流行。

 

11)アジア主要国における大事な心得を紹介。

 

12)中国の巨大な三大リスク。

 

13少数民族に対する人権侵害・文化の破壊・宗教信仰の自由制限等に欧米諸国の批判。

 

 

以上

2023年度第3回定例会(2023/5/22)

 

外国を知る会 第3回定例会報告

       グループディスカッション「私の異文化交流体験」

私 の 異 文 化 体 験

15

タンザニア、ケニアでODAの農業開発の仕事。建設会社勤務。

キリマンジャロが見える家に滞在(2か月半)。サファリが楽しかった。

21

イタリア旅行中、同じツアーの仲間がスリにあった。

オーストラリアのケアンズに行きたい。

クラブの会員で海外旅行したい。検討してほしい。

23

韓流ドラマの影響で韓国が好き。

韓国の食文化にも興味あり。ハングルも習っている。

韓国に関する講演も聞いてみたい。

25

オーストラリア、ニューヨーク、バンコク、香港駐在経験あり。

43年の銀行員生活の17年が海外勤務。

オーストラリアの白豪主義、歴史、民俗について説明。

25

夫の駐在に帯同、香港5年、ヒューストン3年。

アメリカの車社会、銃社会、自然環境、日本とはかなり違う。

クルーズ旅行(地中海、カリブ海)がリラックスできた。

26

アメリカ(ニューヨーク、シアトル)、東南アジアに出張。

言葉の問題、特にヒアリングが大変だった。自分の意志がなかなか伝わらない。

海外(東南アジア、特にベトナム)に一人旅がしたい。

26

学生時代、1年間スコットランドで過ごす。

熱帯雨林にも興味があり、中国雲南省にも行った。

今後、アイスランド、グリーンランド、南極に行きたい。砂漠の真ん中にも。

27

会員の方の海外についての話を聞いて、刺激を受けたい。

27

北米、南米、ヨーロッパに海外出張。

日本でもグローバル会議。時差が大変。

父が住んでいた満州に行ってみたい。

27

中国(北京)で、写真撮影して警備員に捕まりそうになった。

万里の長城ツアーで中国人バスに同乗、中国語のガイドが理解できなかった。

日本語を一切話さず、安いツアー料金で旅行。

ツアーでロシアへ。地下鉄はシェルターになっていた。

赤の広場は、それほど広くない。サンクトペテルブルクは、美しい街。

ご主人様の都合でミュンヘンに1年滞在。

21

個人旅行先のリストを作った。

ウズベキスタン、中国の地下鉄は核シェルターになっていた。

マチュピチュで、眼下に遺跡が見えたとき、歓声を上げた。

台湾を鉄道で一周したい。

23

ドイツ7年(ミュンヘン4年、デュッセルドルフ3年)、家族と一緒に滞在。

子供たちは現地校へ。子供たちからの情報は、教科書や辞書よりもGood.

ドイツ語、異文化体験を学んだ。

25

個人旅行が中心。

ツアーではなく自分で調べていく個人旅行は、その土地の事が良くわかる。

クロアチア、マルタ(安全で物価も安い)が良かった。

25

北欧が好き。

緯度も高く、冬も長い北欧、特にフィンランドが、どうして国民の幸福度が高いのか関心がある。

26

お茶の文化交流でアメリカへ。

オレゴンの大陸横断鉄道に乗った。

27

20年前にハンガリーへ旅行。色彩に乏しいモノトーンのイメージがあった。

2,3年後に東ドイツに行くと、近代化されていて、色合いのイメージも変化していた。

27

コロナが中国で流行り始めたころ、スペイン、ポルトガルへ。

アジアからということで差別を受けた。帰国後も渡航者ということで差別を受けた。

27

観光旅行でニュージーランドへ。人間よりも羊の数が多い。雄大な自然に感激。

ドイツ、ノイシュヴァンシュタイン城は、夢かと思うほどの美しく素晴らしい景色。地球の大きさを知った。

27

計画なしのバックパッカーの旅へ、ロンドンからスタート。

バルセロナでコロンブスが新大陸を指さしているのを見て、その後アメリカへ。

26

12年前、退職記念に、夫婦で沖縄旅行。

沖縄の人に今まで知らなかった現地の人の本音をたくさん聞けた。

半分、外国のようだった。基地問題など。

16

アメリカの金門橋(ゴールデンゲートブリッジ)を徒歩で渡る。

フランスの空港での優先搭乗にびっくり。

21

ドイツへ1か月研修。

アメリカ、シアトルに2年駐在(工場建設)

中国に15年駐在(会社経営)

23

アメリカ西海岸へ初めて旅行。

ブータン、ハワイ、南アフリカ、中国へ旅行。

ヨーロッパは、水が高い。

24

グランドキャニオン、ラスベガスへ旅行。

ヨーロッパ5か国へ年末に旅行。

25

アメリカ・ユタ州に1年。

中国人と親しくなり、料理がおいしかった。

26

マレーシア、シンガポール、香港、台湾に駐在。

ブルネイは、ボルネオ島の北部にあり、マレーシアからの出稼ぎが多かった。

26

アメリカ16年。子供も出産。楽しい思い出が沢山。

日本人同士の付き合いが大変。

27

中国、台湾に駐在。

中国(上海)の発展を目の当たりにした。

中国人は、フランクで親切。

27

中国(上海)では、食事に生野菜が出てこなかった。

韓国・ソウルの若者は、親切だった。

27

1973年、初めて海外へ(香港、マカオ)

天安門事件を契機に深センの国境見学。

36回海外へ。

27

イラク駐在。

アメリカ、台湾、ドイツ、上海へも旅行、出張。

2023年度第2回定例会(2023/5/8)

 

外国を知る会 第2回定例会報告

講師:【吉富康二氏・・・外国を知る会・会員】

2023年度第1回定例会(2023/4/24)

 

外国を知る会 第1回定例会報告

講師:【兵庫県国際交流員―チン・シェン氏】

アメリカ合衆国

広大なアメリカ(日本VSカリフォルニア州)

アメリカ国旗のストライプ(13州)

人種のるつぼ

アリゾナ州旗

アメリカの3権分立(立法・行政・司法)

 

 

外国を知る会第1回定例会【兵庫県国際交流員―チン・シェン氏】講演骨子

 

 

 

    自己紹介―中国出身・アメリカアリゾナ州にて法科大学院卒業後、弁護士資格を取得し、弁護士として活躍。現在は兵庫県庁に勤務し、米国国際交流員として活動。

 

    アメリカと日本どちらが大きい?【アメリカは日本の26倍・ちなみにカリフォルニア州(42.4万㎢)は日本(37.8㎢)より若干大きい】

 

    アメリカ国旗→シンボルは鷲・星の数は5050州)・赤白交互のストライプは13(独立当初の13州)・白は(純真・潔白)・赤(大胆さ・勇気)青(警戒・忍耐・正義)

 

    アメリカ50州は独自の州旗を保有・ちなみにアリゾナ州旗は、コロラド川(青)と銅(茶色)に13のストライプを表記したもの

 

    アメリカ文化は人種のるつぼ【melting pot】 →民族性・言語→但しメキシコの影響大

 

    食文化は多様(中華・メキシコ・日本他)但しすべてアメリカナイズされている

 

    講師出身地アリゾナ→暑い(最高気温49℃)・銅の産出地・コロラド川・そして有名なグランドキャニオン(アメリカを代表する観光地)→Seeing is Believing.

 

    米国司法制度→建国時の13州にて、177674日、独立宣言(29page)→憲法制定会議にて議論白熱(反連邦派・連邦派)→州・連邦を両方尊重する形で憲法発行

 

    結果三権分立(立法府・行政府・司法府)→LegislativeExecutiveJudicial

 

    管轄権=人的管轄権+事物管轄権 ●人的管轄権→裁判当事者に対してどの裁判所が訴訟を管理する権限があるかを規定・原告と被告の両方に当てはまる必要あり・但し、憲法で、適切な手続きがなければ人の生命・自由・財産を奪うことはできないと規定

●事物管轄権→事件内容により、どの裁判所が訴訟を審理する権限があるのかを規定・州裁判所はほぼ無制限な管轄権・連邦裁判所は制限された管轄権を有する

まとめ

●米国政府構成の実質:三権分立

●法律が当てはまる条件は管轄権を有する事

●米国管轄権=人的管轄権+事物管轄権

●州と州、そして連邦と州の法律には違うところがある

●州と連邦には、それぞれでしか担当できない法律がある

憲法第6条 最高法規条項

●連邦法と州法の間に矛盾がある場合、連邦法が優位性を所持

→連邦法に反する州法の規定は禁止

●アメリカ連邦憲法=アメリカ国法

●但し、州法は連邦法を補強することが可能(例 環境保護法・銃規制 等)

 

以上